完璧主義な私は、「自分を変えたい」という気持ちが強く、心がしんどくなってしまっていました。そこで、藤野智哉先生の『「そのままの自分」を生きてみる 精神科医が教える心がラクになるコツ』という本を読んでみました。今回はその感想をまとめたいと思います。

著者について
著者であり精神科医でもある藤野智哉(フジノトモヤ)先生は、幼少期に罹患した川崎病が原因で心臓に障害が残り、現在も治療を続けているそうです。

藤野先生の「時間は命」という言葉を見て、限りある時間を大切にしなければ、と改めて感じました。
内容について
自責思考・他責思考について
自責思考・他責思考について触れられており、自責思考に偏りすぎているときに客観視しやすくなる方法が紹介されていて、勉強になりました。
バウンダリーについて
バウンダリーについての内容もあり、『人間関係に「線を引く」レッスン 人生がラクになる「バウンダリー」の考え方』(藤野智哉先生)と一緒に読むことで、より理解が深まりました。
自己肯定感について
自己肯定感についての解説があり、ありのままの自分を受け入れるということがどういうことなのか、とても分かりやすかったです。ありのままの自分を許せないと自己犠牲に繋がってしまいますが、許せるようになると自分を大事にできます。新しい視点を学べて勉強になりました。
自分軸について
自分軸について、自分の目線、自分の価値を自分で決めることの大切さについてのお話があり、分かりやすかったです。
完璧主義について
自分の完璧主義を治したくて読み始めたところ、無理のない範囲で改善していけるような、具体的なヒントがつまっていました。まず「心がラクになるコツ」として理想を示しつつも、そこからさらにハードルを下げて提案されているので、「これくらいならできそう!」と前向きに考えられました。「白黒つけなくてもいい。くよくよ悩んだままでもいい。すぐに答えを出せなくてもいい。変わっても、変わらなくてもいい。」という言葉を見て、今までこれらができていないことで自己否定に陥っていた自分に気づきました。また、日常で何かに悩んで深みにはまりそうなとき、この本のフレーズを思い出すことで、負の感情へ引きずられていきそうになるのを抑えられるようにもなりました。
あとがきについて
個人的に最後のあとがき「おわりに」が一番心に突き刺さりました。誰かにこの本をすすめる際には「おわりに」と言わず、はじめに読んでほしいくらいです。言葉を受け止めるときには、その言葉の奥にある本当の気持ちを知る必要があります。そのため、「自分を変えたい」と思ったら、まずは手に取ってほしいのがこの本です。「変えたい」と思った自分の心の状態を気にかける必要がある、という視点も大切なのだと分かりました。これまでの自分の過去と照らし合わせながら、表面的なものだけを見て惑わされていてはいけないことを、胸に刻んでおきたいと思いました。
まとめ
読んでみてとても生きやすくなり、私と同じような悩みを抱えている方におすすめしたい本でした。ひとつひとつのお話が短く区切られていて、中断しながらでも読みやすい、というのも良いポイントです。「自分を変えたい」と思ったら、是非読んで頂きたいです。
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