登場人物紹介
ジセキちゃん

この記事の筆者で、自責思考に偏りがちです。産後数ヶ月で離婚を決意し、子どもと一緒に実家へ遊びに行く、と伝えて家を出ました。
タセキくん

筆者の(元)夫で、他責思考に偏りがちです。
弁護士さんへ離婚の相談をしたとき、私がタセキくんにされていたことは「モラハラ」だったのだと知りました。また、「モラハラ」について調べている中で、「ガスライティング」「面前DV」という言葉も知りました。これらを調べながら、私は今までの出来事とあまりにも一致していて驚きました。タセキくんの強い他責思考はモラハラ、面前DVに発展し、その手段として使われていたのがガスライティングだったのです。

私の自責思考は、実はタセキくんに誘導されていたのかもしれません。
モラハラやガスライティングは夫婦間だけでなく、親子間や学校、職場など様々な場面で行われます。今回は、調べてみて分かったことについてまとめていきます。
モラハラとは?
言葉や態度で相手に精神的な苦痛を与えるハラスメント。精神的DV。

私が合わせないとタセキくんの機嫌が悪くなるから、今まで無理してたけど、もう限界だよ…。

僕がやることに合わせてくれないの?子ども生まれてからジセキちゃんは思いやりが無くなったよね。仕事して帰ってきた僕を労ってくれないんだ。

「思いやりが無くなった」?「労ってくれない」?自分にとって都合が悪くなっただけでしょ!?
私はモラハラという言葉は聞いたことがあったけれど、意味はよく分かっていませんでした。私がXやインスタで見たことがあるモラハラに関する投稿は、「誰が見ても悪い」と思うような事例でした。

タセキくんのしていることは、他人から見たら「それくらいのこと」「気にしすぎなこと」「大したことではない」?
そうして、私は自分でモラハラだと気づくことはありませんでした。自分に関係のありそうな情報を見つけたと思っても、その中に「モラハラ」という言葉が入っていると分かると、「自分とは関係のない話だ」と思い、シャットアウトしていました。
ガスライティングとは?

加害者が自分の責任を認めないために、被害者の認識を歪めて情報操作し、判断力を奪ってコントロールする行為。精神的DVに気づかせないための行為。精神的な自立を奪われた被害者は、自分自身で「家出」「退学」「退職」してしまう場合もある。

この前みたいに「思いやりが無くなった」とか「労ってくれない」とか言われると私は悲しいよ。

そんなこと言ってない!被害妄想だよ!

え、言ってたよね…?私がおかしいのかな?

言ったよ?でも、なんでそういう言葉の受け取り方をするの?事実を捻じ曲げて、僕を陥れようとしてるだろ!?

結局言ってるーーー!!しかも私のせいってこと!?陥れようとするって何!?もう意味がわからないよ…!?

第三者に相談した事実は、ガスライティングを受けている証拠にもなるようです。
私が正気を保てた理由
まず、私は子どものことに関して言われた嘘や矛盾に、すぐに気づきました。それから私の場合は、産後に実母が同居していた期間がありました。私の認識と実母の認識が一致しており、答え合わせができたことで、私が精神的におかしくなっている訳ではないと確信しました。産後、タセキくんが自分の言動を正当化させるために、

皆がこう言っているよ(だから僕が正しいんだよ)。
と言いはじめたとき、世間体を気にしているように思った私は激しい嫌悪感を抱き、タセキくんの言うことを一切受け入れられなくなりました。私の実の家族は全員、世間体を気にする人が嫌いです。これは、意図せずガスライティングを無効化させていました。タセキくんのモラハラ、ガスライティングは離婚を切り出した後も続きましたが、それまでずっと「言った、言ってない」で喧嘩になっていたことを理由に、やりとりは全て文章で行うように伝えました。これはすごく効果的で、可視化できるようにしたことによってタセキくんの嘘、矛盾、一貫性のない言動が分かりやすくなり、正気を保つことができました。
ガスライティングを受けて分かったこと
自分がガスライティングを受けてみて、一人で悩まないことと、証拠を記録しておくことの重要性が分かりました。第三者に相談したり証拠があったりすれば、自分が精神的におかしくなっていないと確認できるからです。第三者に分かってもらうことも必要ですが、それ以上にまず自分で自分のことを信じられるようになることが、一番大切なのだと思いました。
面前DVとは?
面前DVとは子どもの前で暴力や暴言を行うことで、これは子どもへの虐待です。「暴力」よりも「暴言」の方が子どもの脳にダメージが大きいそうです。
まとめ
モラハラ、ガスライティングは夫婦間だけでなく様々な関係性で行われます。私は家族、DV相談窓口、弁護士さんへ相談しました。DV相談窓口と聞くと、暴力を受けた方のためのものだ、と思う方が多いかもしれませんが、DVには精神的なものも含まれますのでためらう必要はありません。暴力と違って本人や周囲の人が気づきにくいので、少しでも違和感を感じたら、なるべくはやく第三者へ相談することが大切です。




